ラオスでのものつくりの活動の主軸のひとつ、Squere Series について書こうと思います。
この活動を始めるきっかけとなったのは アジアの障害者活動を支援する会(ADDP)の方とお会いし 知的障がい者の活動の一環として、クラフト事業を進めようというお話しを聞いた時でした。 それまでポツンとあったアイデアが私の頭の中で繋がって 後日改めてCoiの活動にご協力いただけないか、提案したのでした。 Square Seriesのコンセプトについては、こちらをご覧ください。 → Square Series 縫製を含めた商品作りを担当してもらうADDPの研修生たちが まず針と糸を使った作業ができるかどうかというところからはじめて 徐々に縫製方法の種類を増やしていったり、布地裁断や洗い(水通し)の作業など 少しづつ試していってもらっています。 1人1人得意とすることが違います。 状況によっては集中できるタイミングも違います。 なので、出来ること、得意なことを伸ばしていけるように ADDPスタッフのトレーナーと状況を確認しながら、作業を勧めてもらっています。 また商品の製作の他にも 在庫や道具の管理、検品作業、納品の為に数を数えることや伝票を書くことなど これらも研修生にとっては良い経験となっているようです。 製作の様子は随時Instagramでupしていますので よかったらフォローしてくださいね。 → made in Laos
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はじめまして。
東南アジアの国の一つ、ラオスでものつくりをしています。 初めてラオスに来たのは2009年 それから2、3回ラオスを訪ねるうちに ラオスの手仕事、主に織物で何かものつくりができないかなという気持ちが芽生え 2013年からラオスの首都ビエンチャンで生活を始めました。 織物に関しては全くの知識ゼロだったので まずは織物を学び、同時にラオス語も学びながら 2015年頃から少しづつ作品やラオスの人たちとのものつくりを始めました。 そして現在、主にタイルー族のコットン布を中心とした商品つくりをし ビエンチャンにある幾つかのカフェなどで販売しています。 ちなみにこの活動だけではまだ生活できるところまでになっていないので 普段は日系企業に現地採用で勤めながら活動しています。 いくつか商品を作って販売をしていく過程で ものつくりの裏側にあるもの、 それはこだわりであったり、企画から販売までの流れだったり お金のことだったり、ラオスの人たちの暮らしだったり きちんとお伝えしたいと思い始めました。 Coiのものつくりの記録帳にもなればいいなと。 |