タイルー族とのお仕事が始まったのは、 手紡ぎコットン糸紡ぎの勉強で村に滞在しに行ったのがきっかけでした。 それまで何度か顔を合わせたり、 彼らから布を購入したりしてたこともあって 突然の申し入れにも快く受け入れてくれました。 彼らの、というかラオスに暮らす人々の受け入れの広さは 本当に良いところだし、好きなところのひとつ。 綿花収穫のタイミングは直前になってみないとわからないということで 連絡がくるのを待ち、 収穫の時期になったよーとお声がかかって 週末を利用して村へ向かいました。 綿花の収穫は午前中の仕事。 太陽が出始め、朝露が少し乾いた時が狙い目。 親子3世代と一緒に仕事仲間に声をかけ 朝ご飯が済んだらトラックの荷台に乗っていざ出発。 滞在した村では1つの畑を何組かのグループで分けて綿の栽培をしていました。 幹線道路から少し奥に入ったところに畑があるので 細い道の入り口に到着したら、今度は徒歩で畑へ向かう。 道はまだ泥んこ状態の中、みんなでずんずん奥に進んでいく。 綿花の収穫はお米の収穫と同じ時期で
村の中では、『きょうは綿畑にいくよ〜』 『これから稲刈り!』が挨拶がわり。 たんわり実った稲穂の畑を抜けて、綿畑に到着です。 到着後はひと休みなどせずにすぐにみんなで手分けして作業開始。 畑が広いので、どこにいるか皆んなを見失わないように 声をかけあって作業を進めていく。 本格的に太陽が出て来る頃には終わらせないと暑くて作業が大変になるから せっせと綿花取り。 それからもう一つ離れた場所にも畑を持っていたので 次はそちらへ移動して、またひと仕事。 この頃にはすっかり太陽が昇り、気がついたら汚れか日焼けか手先が真っ黒になっていた。 収穫した綿花は、家に到着したらすぐに天日干しをしこれを繰り返す。 この時期は村のあちこちの軒先きで綿が干されている景色に出会います。 もちろん乾燥機などの機械や設備があるわけなくて 御天道様のちからをお借りします。 織物も染めものも全て自然の恵。 農産物なんだなあと改めて実感するのです。 活動の様子は随時Instagramでupしていますので よかったらフォローしてくださいね。 → made in Laos
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