ラオスの南部で『食べれる森』作りをしている農園に滞在しています。
畑を作ると聞いて思い浮かぶ 土を耕して野菜を種類ごとに植えていくのではなくて 果物の樹木も多品種の野菜やハーブも食べれる雑草もが共存している場所。 肥料も与えず、水やりも出来るだけ雨だより。 自然の恵を直に感じられる農園です。 ラオスに来て織物を学び始めてあらためて気がつかされたのは 織物も元を辿れば農業なんだな、ということ。 当たり前と言われればそうなんだけれども 私はまだそこに気がつけていなかった。 雨季が始まる頃から養蚕が始まるよーということで 見学・体験をさせてもらっています。 お世話は本当に大変なんだけれど お蚕ちゃんがもりもり桑の葉を食べる姿にきゅんっとなっています。 可愛い。 それから陸稲植えも体験させてもらいました。 こちらの陸稲はもち米玄米。 前回の収穫分を味見させてもらったら もちもちで美味しくて美味しくて。 素直にお米が食べたーいって思えて毎回のご飯が楽しみになるお米なんです。 Coiの区画を作ってもらって、産地直送してもらえるようにお願いしちゃった。 食べるものも糸になるものも 私たち(消費者)にとっては良いものとされるものが 農家さん(生産者)にとっては負担になってしまうこともある。 生産する過程を知ることって大事で その上で自分に合うものを選択していけたらいいなと思える機会となっています。 食べれる森 https://instagram.com/kohjilaos?igshid=da93an5t0l7m
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ラオスを飛び出してお隣の国ベトナムへ。 ラオスの北部からバスを乗り継いで行けてしまう(国境の街まで10時間くらい)、当初予定にはなかったのだがせっかくここまできたんだし予定を組んでみたらあれ、あれっスケジュール的にも行けるぞ!となり、たまたま連絡を取り合っていた友達には次いつ機会があるかわからないよ〜との後押しがきて、よしっ行こう!と決めた。目指すは山の民が集まるローカル市場。 バスを何回乗り継いだかな。 ラオスの北部ウドムサイからまずはベトナム国境の街ディエンビエンフーへ。 行けるところまで行ってしまおうとディエンビエンフーに着いた日の夜行バスでサパへ。サパには翌日早朝に着き少し朝市を散歩して、そのまままたバスでさらに山奥のローカル市場が開かれる村へと向かったのでした。約丸一日半のバス移動。 調べていくと、曜日毎にサパ周辺の山岳地方各地で市場が開催されるようで今回は週末に開かれる2箇所の市場に合わせてスケジュールを組んだ。 どちらも花モン族が多く暮らす地域とのこと。サパからのバス移動ではザオ族(ラオスだとヤオ族だけど民族衣装の刺繍の色が黄色で頭にはサンタクロースみたいな赤い巻物をしてた)も車窓から見かけることができた。 さらに市場では民族衣装がまた違う別のザオ族にも会えた。こちらは刺繍はなく黒メインでシルバーアクセサリーや腰巻してた。袖口のパイピング配色がラオスのレンテン族とほぼ同じ配色。ザオにもいくつか種類があるみたいだ。 この村の周辺に暮らす山の民、衣装も素敵なのだが頭に巻いているスカーフ布使いが格別かっこいい!気になって観察してみると巻き方には特に決まりはなさそうでそれぞれがそれぞれに好きなように巻いているように見える。民族衣装も含め柄オン柄のカラフルな組み合わせがとってもお洒落すぎてまるでショーランウェイが目の前で繰り広げられてるようで心が揺さぶられるし、コーディネートや布の使い方の勉強になる。新感覚!若い層は彼らなりの独特の新しい感性でお洒落を楽しんでいるみたいだし、カップルでデートをしているところも見かけた。老若男女市場はとびっきりのお洒落をしていく(もしくは正装をしていく)場所のひとつなんだろうな。 そしてこちらがそのスカーフ布。大きさはフリンジを抜かして測って約68cm四方。バンダナと同じくらい。 -花モン族の布使いいろいろ-1:定番スタイル 頭に巻く個性があって、どれもこれもいい感じ。2枚使いで巻いてる人もいた。 こちらはおそらく折り畳んで帽子みたいに頭にのっけてる。 プリーツスカートに迷彩スニーカー合わせるとか、ライダース着てる人もいて、参考にしたい組み合わせだらけ。後ろ姿がどれもカッコ良すぎて最高でした。 2:荷物入れウエストポーチっぽく。 中にどんなものを入れているのかがわからなかったんだけど、お財布にしてるだろうと思われるポーチはまた別につけていた。 3:即席で子供のおんぶ布これは私も驚いた。そんなに大きなサイズの布でもないし、前の結び目もどことなく心細いけど大丈夫だよ〜という感じだった。 番外として コロナウィルスの影響だと思うんだけど、マスク代わりに布で口を覆っている人も中にはちらほら。 正面からの写真は断られてしまったために後ろ姿のみだけど、布で口を覆い後ろで結ぶという至ってシンプルな方法で即席マスクしてました。 布を好きなように自由に使うというのはラオスでのものつくりや布作りをして紹介していく中でのコンセプトでもあるし、共感できることばっかり!布って生活の中のいろいろなシーンでどんなようにも使えるんだよ、どんどん好きなように使ってもらいたいなっていう想いをより一層実感できる素晴らしい場所でした。
行けてよかった。ありがとう! というかラオスから気分的にはすぐそこだ。また行かなくちゃ! |