木藍を水に浸し丸一日置いておくと 自然に発酵し水に色素が滲み出て、 エメラルドグリーンのような色味になってくる。 泡もブクブクと発生してくる。 充分に発酵が進んだところで次の作業にとりかかる。 ここまでの作業は前回のブログ見てね。 http://coi-orimonosomemono.weebly.com/productiondiary/5600361 バケツの中から木藍を取り除く作業。 色素が滲み出た水分が藍色の素になるから 木藍から滴り落ちる水滴も無駄にしないように水気を切っている。 細かな葉などは網を使ってすくい取っていき その後に石灰を溶かして混ぜていく。 ふと見たら、なんと指をちょんちょんと藍につけて口に運んでいるではないですか。 どうやら石灰の濃度を味見で計っているよう。 どんな味の判断なんだろうと、恐る恐る真似てみる。 苦い!! そう苦味で判断していた。 石灰を入れる前と入れた後ではだいぶ苦味が増していた。 分担作業で私は石灰溶かし入れを担当。 味チェックにOKがでたら、彼らと交代し攪拌作業に入っていく。 この村では攪拌用の道具などはなくて、 桶を使って組み上げては戻すの作業を繰り返していた。 代々このやり方で現在まで引き継がれている。 おそらく瓢箪の一種から作られているまん丸い桶が大活躍。 攪拌作業を進めていき
段々と泡や液体が濃紺色になってくればひとまず出来上がり。 今までは少量づつ木藍を刈ってきて 何回にも分けて藍建作業をしていたみたいで それだと何日にもかけて作業をつづけないといけないということで 最近は一度に沢山の量の作業をするようになったんだよ、と言っていた。 すご〜く疲れるけど2、3日で終わるからいいと。 彼女は2箇所の畑に木藍を植えていて 今回は畑1つ分の木藍で藍建作業を行った。 もう一つの畑の分は今少し大きくなってきたところだから もう少し大きく育ったらまた作業するよ!
0 コメント
メッセージを残してください。 |